top of page
  • 執筆者の写真平良教室

平良主宰のとぅばらーま歌詞が佳作を受賞しました

八重山民謡の大会は数多く開催されていますが、そのなかでも歴史のある「とぅばらーま大会」は、毎年旧暦8月13日に行われます。2022年度は9月8日に開催されます。


それに先立ち、8月28日に歌詞の部の入賞作が発表され、平良主宰が作詞した歌詞が佳作に選ばれました。


平良主宰の歌詞と、その意味をご紹介します。


 

【歌詞】

[ばが]さる時[けん]や、くりふどぅ思[うも]うなそんが、

[そーろん]ぬ唄(念佛節)ば聞[すぃきぃ]てぃ、

[うや]胸内[むにうちぃ][ばが]りるん

ンゾーシヌ しくしく親[うや][うむ]い出し


【意味】

若かった時は、それ程親の事を思っていなかったが、親が亡くなり、お盆の時に念佛節を聞くと、親の心、胸の内が解り、しくしく涙が溢れ、親の事を思い浮かべてしまう


 

9月8日のとぅばらーま大会では、歴代チャンピオンが平良主宰の歌詞を披露することになっています。ぜひご鑑賞ください。







閲覧数:66回0件のコメント

最新記事

すべて表示

八重山民謡についての講義と実演を行います

法政大学沖縄文化研究所では、毎年春と秋に「総合講座 沖縄を考える」が開講されています。沖縄についてさまざまな角度から考える連続講座で、一般参加も可能です。 2024年度春学期「総合講座 沖縄を考えるA」のプログラムもたいへん充実しています。そのなかで7月5日に、当教室の平良広治主宰が登壇させていただくことになりました。「八重山民謡に見る歴史と伝承(実演)」と題して、数々の唄を交えながらお話する予定

bottom of page