感染予防策をバージョンアップしてレッスンを行いました。
- 平良教室
- 2020年7月15日
- 読了時間: 2分

7月12日(日)、久我山会館で、平良広治師匠によるレッスンがありました。前回6月19日から約1ヶ月ぶりです。この間、教室の生徒からは1人も感染者が出なかったことから、コロナ禍での2回目のレッスンとなりました。
とはいえ東京都では連日、200人前後の感染者を数える状況です。そこで今回も、厳重な感染対策をしながらのレッスンでした。
前回同様、座席間は2メートルほど離し、机は使用せず、各自が持参した譜面台に教本を広げました。平良師匠の唄声からの飛沫飛散防止のビニールカーテンは、前回は食品用のラップフィルムで代用しましたが、今回は生徒の1人がビニールシートを見つけてきました。会場にあるハンガーラックにビニールシートをテープで止めると、前回よりも格段に視界が良好なビニールカーテンを設置することができました。
新人賞・優秀賞・最高賞のコンクール課題曲から数曲ずつをレッスンした後は、普段のレッスンではめったに唄うことのない「大田節」と「真謝節」に挑戦しました。初めて唄う生徒も少なくなく、平良師匠の高らかな声に合わせて、小さな声でついていくのが精一杯でしたが、珍しい唄に触れて、八重山民謡の奥深さを感じるひとときでした。
「しばらくはクラス別にレッスンすることは難しく、初心者から上級者までの合同稽古にせざるを得ない。コンクール課題曲のレッスンは、コンクール受験を目指している人のためだけではなく、コンクールを終えている人には復習の機会にしてもらいたい。ほかにもいろいろな唄を取り上げていきたいと考えています。さまざまな八重山民謡を唄って、コロナの間も前向きに過ごしましょう」と平良師匠は言います。
この日、レッスンした全曲の録音は、参加できなかった生徒にも配布されました。
次週7月19日は教師によるオンラインレッスン、翌週7月26日は平良師匠による対面レッスンの予定です。

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